内窓はどう選ぶ?メーカー比較よりも先に確認したいこと3つ
内窓はどう選ぶ?メーカー比較よりも先に確認したいこと3つ
作成日: 2026年9月29日 最終更新日: 2026年9月29日(本記事の制度・金額は2026年9月時点の情報です)|読了時間: 約10分|出典・参照は記事末尾に記載
内窓(二重窓)を検討し始めると、インプラス・ウチリモ・プラマードUなど複数のメーカー・製品名が出てきて、どれを比較すればいいのか分からなくなってしまう、というご相談をよくいただきます。断熱・防音・補助金と、確認したい観点が多いことも、決めきれない理由のひとつです。
メーカー比較の情報はインターネット上にたくさんありますが、情報が多すぎてかえって決められない、という声も少なくありません。比較記事によって推している製品が異なることもあり、余計に迷ってしまうというお声もいただきます。
こんにちは。東京都多摩市と世田谷区を拠点に、窓と水回りの断熱・防犯リフォームに特化した株式会社リフォームダイレクトです。この記事では、内窓選びで本当に確認すべき順番と、メーカー比較の考え方を、実際の施工実績をもとに整理してご説明します。
内窓選びで最初に確認すべきことは何ですか?
メーカーや色より先に、窓に設置できるかどうかの物理的な条件(窓枠の奥行き・形状)を確認することが最優先です。
内窓選びというと、つい「どのメーカーがいいか」から考え始めてしまいがちですが、実際に最初に確認すべきなのは、その窓に内窓を設置できるかどうかという物理的な条件です。窓枠の奥行きが足りなければ、そもそも選べる製品自体が限られてしまいます。
特にマンションでは、戸建てと窓枠の造りが異なることがあり、事前確認がより重要になります。まずは現地調査で採寸したうえで、選択肢を絞り込んでいくという順番が、遠回りに見えて実は一番確実です。
この順番を逆にして、先にメーカーや色を決めてしまうと、「気に入った製品が実は自宅の窓には設置できなかった」という事態になりかねません。時間をかけて検討したのに振り出しに戻ってしまう、という遠回りを避けるためにも、確認する順番は意識しておきたいポイントです。
内窓選びの確認順序
| 順序 | 確認する内容 |
|---|---|
| 1. 設置条件 | 窓枠の奥行き・形状(現地調査で確認) |
| 2. ガラス仕様 | Low-E複層ガラスかどうか、日射遮蔽タイプかどうか |
| 3. 色・デザイン | 既存の内装との相性、実物サンプルでの確認 |
| 4. メーカー・製品名 | 1〜3を満たす選択肢の中から実績等をふまえて決定 |
メーカーによって断熱性能は大きく変わりますか?
内窓の断熱・防音性能は、メーカーの違いよりも、組み合わせるガラスの種類(Low-E複層ガラスかどうか)によって左右される部分が大きいです。
「どのメーカーが一番断熱性能が高いか」というご質問をよくいただきますが、実際には、フレームがどのメーカーかということよりも、ガラスの仕様のほうが体感の差につながりやすい部分です。Low-E複層ガラスを選ぶかどうか、日射遮蔽タイプにするかどうかが、快適性を左右する主な要素です。
実際に、調布市の施工実例では、YKK APウチリモにLow-E複層ガラスの日射遮蔽タイプを採用しています。これは窓の方角や日当たりの条件を踏まえて選んだ仕様であり、メーカーの違いよりもガラスの選び方が快適性を左右した例といえます。
メーカーごとの製品の違いについては調布市の内窓断熱+トイレ交換施工事例で、色・デザインの選び方については窓断熱リフォームの解説ページでも詳しくご紹介しています。
メーカー同士を比較するなら、どの軸で見ればいいですか?
窓枠の奥行き条件、色展開、施工実績の豊富さの3つが主な比較軸です。断熱性能そのものはガラス仕様が優先される要素です。
比較で重視したい軸・そうでない軸
重視したい軸 窓枠に必要な奥行き(設置可否に直結) 色・デザインの好み 施工を依頼する会社の実績 | 過度に重視しなくてよい軸 メーカー名そのものによる断熱性能の優劣 メーカー名による補助金の有利不利 |
インプラス(LIXIL)とウチリモ・プラマードU(YKK AP)は、いずれも既存の窓の内側に設置する内窓として、基本的な仕組みは共通しています。違いが出てくるのは、フレームの見え方や色展開、窓枠の奥行き条件といった細部です。
当社の施工実績としては、インプラスを中心に、窓の条件に応じてウチリモを組み合わせてご提案することが多くなっています。プラマードUについては施工実績が少ないため、具体的なご提案が必要な場合は現地調査を通じて個別にご案内しています。
メーカー同士の優劣を競うような比較記事も見かけますが、当社としては「優劣」という捉え方自体があまり実態に即していないと考えています。窓の条件やご希望によって適した選択肢が変わるだけであり、一律にどちらが優れているという話ではありません。この考え方は、実際に現場で複数のメーカーを扱ってきた経験から得られたものです。
マンションと戸建てで選び方に違いはありますか?
マンションでは窓枠の奥行きの制約が出やすく、管理規約の確認が必要になることもあります。戸建てより選択肢の絞り込みが早い段階で必要になります。
マンションで内窓を検討する際のステップ
まず採寸 1窓枠の採寸 奥行き・形状を現地調査で確認 | 2 管理規約の確認 専有部分の工事として扱われるかを確認 | 3 製品の絞り込み 設置できる製品の中から色・仕様を選ぶ |
マンションの窓は、戸建てに比べて窓枠の造りが浅い、あるいは規格が特殊なケースが見られます。この場合、必要な奥行きを確保できる製品が限られることがあり、メーカーを選ぶ以前に、そもそも設置できる製品自体が絞り込まれることになります。
また、内窓(二重窓)は専有部分の室内側に設置するものであり、外観に影響を与える工事とは扱いが異なることが一般的ですが、念のため管理規約を確認しておくと安心です。「マンションだから無理」と最初から諦めず、まずは窓の寸法を確認してみることをおすすめしています。
築年数の古いマンションでは、窓枠自体に歪みが生じていることもあります。こうした場合、カタログ上の標準的な取り付け条件どおりにいかないこともあるため、現地での実測がより重要になります。写真だけでの事前判断には限界があるとご理解いただければと思います。実測の結果、想定していた製品が使えないと分かることもあります。
戸建ての場合も、窓の数が多いお住まいでは、優先順位をつけて段階的に工事を進める方もいらっしゃいます。「まずは寝室から」「リビングの掃き出し窓を先に」など、生活の中で特に困っている窓から着手するという進め方も可能です。予算を分けて数年かけて全体を仕上げていく、という進め方を選ばれる方もいらっしゃいます。
価格を比較するとき、何に注意すればいいですか?
製品名による価格差よりも、窓のサイズ・ガラスの仕様・設置箇所数が総額を左右します。見積りは項目ごとの内訳で比較することが重要です。
「A社は安かったが、B社は高かった」という比較をされる際、実は窓のサイズやガラスの仕様が異なる前提で比較してしまっているケースが少なくありません。同じ条件で比較するためには、窓ごとの内訳、ガラスの仕様、工事範囲をそろえて確認する必要があります。
見積書に「一式」とだけ書かれている場合、内訳が分かりにくく、他社との比較がしづらいことがあります。当社では、窓ごと・工事項目ごとに内訳を分けて見積書を作成し、補助金の対象になる部分とならない部分も明記するようにしています。分からない項目があれば、その場でご質問いただければ丁寧にご説明します。
複数の窓をまとめて工事する場合は、訪問回数や足場の要否によっても総額が変わってきます。まとめて依頼することで、1窓あたりの費用が抑えられることもあるため、複数箇所を検討されている場合はまとめてご相談いただくことをおすすめしています。
補助金を活用する場合、対象になる部分とならない部分を分けて見積書に明記しています。「補助金を使うといくらお得になるのか」という実質負担額を把握したうえでご検討いただけるよう、内訳を分かりやすくお伝えするようにしています。
国の制度に加えて、東京都や各区市が独自に上乗せしている補助金制度もあります。制度ごとに申請時期や必要書類が異なるため、どの制度をどの順番で申請するかによって、受けられる補助額が変わることもあります。当社では、この申請の順序についても丁寧にご案内しています。制度の詳細は年度によって変わるため、現地調査の際に最新の情報をお伝えします。
施工にかかる期間や工事の流れはどうなっていますか?
内窓の設置は既存の窓枠を活かすため、外壁を壊すような大掛かりな工事にはなりません。窓の数にもよりますが、半日から1日程度で完了することが多い工事です。
工事の基本的な流れ
まず現地調査 1現地調査・採寸 窓枠の奥行き・形状を確認し、製品を選定 | 2 お見積り・ご契約 内訳を分けたお見積りをご提示 | 3 施工 既存の窓枠を活かして室内側に設置 |
内窓の設置は、既存の窓枠を活かして室内側に新しい窓を取り付ける工事のため、外壁を壊すような大掛かりな工事にはなりません。窓の数が多い場合や、他の工事(トイレ交換など)とあわせて行う場合は、2日程度かかることもあります。
工事当日は、窓の周辺の家具や小物を一時的に移動していただくことがあります。事前にどの程度のスペースが必要か、現地調査の際にお伝えするようにしています。日中ご不在にできない場合でも、立ち会いが必要な時間帯を事前にご案内しています。
マンションにお住まいの場合、工事の音や搬入経路、エレベーターの養生の要否について事前に確認しておくと、当日の流れがスムーズになります。共用部分を通る作業がある場合は、管理会社への事前連絡が必要になることもあるため、あわせてご案内しています。
見積りを複数社で比較するとき、気をつけることはありますか?
同じ条件(窓のサイズ・ガラス仕様・工事範囲)で比較することが前提です。条件がそろっていない見積り同士を比較しても、正しい判断はできません。
複数の会社から見積りを取る際、「A社は安い」「B社は高い」と金額だけで比較してしまいがちですが、実は提案されているガラスの仕様や工事範囲が異なっていることがあります。同じ土俵で比較するためには、まず条件をそろえる必要があります。
具体的には、①窓のサイズと箇所数、②ガラスの種類(Low-E複層かどうか、日射遮蔽タイプかどうか)、③工事に含まれる範囲(既存サッシの撤去や廃材処分費用の有無)の3点を確認すると、比較がしやすくなります。金額だけを並べるのではなく、この3点をそろえたうえで表にして比べると、違いが見えやすくなります。
当社にご相談いただいた際、他社の見積書を拝見して条件をそろえたうえで比較するお手伝いをすることも可能です。「どちらが本当にお得なのか分からない」という場合は、遠慮なくお持ちください。すでに契約を検討されている段階でも、内容に疑問があればセカンドオピニオンとしてご確認いただけます。
内窓選びについて相談する場合、どこから始めればいいですか?
まずは窓の写真と、気になっているお悩み(暑さ・寒さ・音・結露など)を教えてください。メーカーや製品名が決まっていない状態からのご相談でも問題ありません。
「メーカー名も製品名もまだ分からない」という段階でのご相談でも、まったく問題ありません。窓の写真と、今感じているお悩みを教えていただければ、現地調査を通じて選択肢を整理してお伝えします。
他社の見積りをすでにお持ちの場合は、その内容を拝見したうえで、内訳や条件が妥当かどうかを確認することも可能です。セカンドオピニオンとしてのご相談も歓迎しています。
ショールームでの確認をご希望の場合は、そのご案内も可能です。実物のサンプルを見てから決めたいという方は、遠慮なくお申し付けください。既存の窓や内装の写真を事前にお送りいただけると、より具体的なご提案がしやすくなります。
決めきれない場合は、無理に即決を求めることはありません。ご家族でゆっくりご検討いただいたうえで、あらためてお返事をいただく形で問題ありません。
現地調査とお見積りに費用はいただいておりません。「何から確認すればいいか分からない」という段階でも、お気軽にお問い合わせください。押し売りのような営業はしておりませんので、まずは確認だけという段階でも歓迎です。
【LINE無料相談承り中】
ご相談・お見積りの費用はいただきません。
「何を基準に選べばいいか分からない」
そのご相談だけでも大丈夫です。
この小笠原が対応します。
窓の写真、色の悩み、補助金のこと。整理されていなくても、そのまま送ってください。
内窓のメーカー選びについてよくいただく質問は?
多いのは確認する順番、性能の考え方、マンションでの注意点についてのご質問です。窓の条件によって答えが変わります。
内窓選びで最初に確認すべきことは何ですか?
メーカーや色より先に、窓に設置できるかどうかの物理的な条件(窓枠の奥行き・形状)を確認することが最優先です。
メーカーによって断熱性能は大きく変わりますか?
内窓の断熱・防音性能は、メーカーの違いよりも、組み合わせるガラスの種類(Low-E複層ガラスかどうか)によって左右される部分が大きいです。
メーカー同士を比較するなら、どの軸で見ればいいですか?
窓枠の奥行き条件、色展開、施工実績の豊富さの3つが主な比較軸です。断熱性能そのものはガラス仕様が優先される要素です。
マンションと戸建てで選び方に違いはありますか?
マンションでは窓枠の奥行きの制約が出やすく、管理規約の確認が必要になることもあります。戸建てより選択肢の絞り込みが早い段階で必要になります。
価格を比較するとき、何に注意すればいいですか?
製品名による価格差よりも、窓のサイズ・ガラスの仕様・設置箇所数が総額を左右します。見積りは項目ごとの内訳で比較することが重要です。
出典: 先進的窓リノベ2026事業(公式)(制度内容・予算状況は2026年8月18日時点)
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