クールネット東京の事前申込は契約前|順序を誤ると対象外の恐れ
クールネット東京の事前申込とは?契約・施工の前に必要な手続きを解説
作成日: 2026年11月5日 最終更新日: 2026年11月5日(本記事の制度・金額は2026年10月時点の情報です)|読了時間: 約7分|出典・参照は記事末尾に記載
東京都で内窓や窓の断熱リフォームを考えている方から、「クールネット東京の助成には事前申込が必要と聞いた」「国の窓リノベと同じ順番で進めていいのか」というご質問をよくいただきます。
東京都の断熱助成は、国の先進的窓リノベ2026事業と組み合わせて使われることが多い制度です。ところが、手続きの順序は国の制度と大きく違います。この違いを知らずに契約を進めてしまうと、都の助成が受けられなくなるおそれがあります。
こんにちは。東京都多摩市と世田谷区を拠点に、窓と水回りの断熱・防犯リフォームに特化した株式会社リフォームダイレクトです。この記事では、クール・ネット東京の事前申込の位置づけと、その後の手続きの流れ、国の制度との順序の違いを、公式サイトの記載をもとに整理します。
クールネット東京の「事前申込」とはどのような手続きですか?
事前申込は、東京都の断熱助成を受けるために、設備設置の契約・施工より前に行う手続きです。公式サイトでは「契約・施工は事前申込受付後」が条件とされています。
一般に「クールネット東京の補助金」と呼ばれているのは、東京都の「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」です。窓口はクール・ネット東京(東京都地球温暖化防止活動推進センター)で、この中の「既存住宅における省エネ改修促進事業」で高断熱窓・ドアが対象になっています。
この制度で最も大切なのが事前申込です。公式サイトでは「設備設置の契約・施工は『事前申込受付後』が条件となります」と明記されています。つまり、事前申込を行い、それが受け付けられてから契約・施工に進む、という順番が求められます。
「現地調査→見積もり→契約・施工→申請」と進めてしまうと、都の助成の対象外になり得ます。正しくは「現地調査・見積もり→事前申込→受付後に契約・施工→交付申請兼実績報告」です。
クール・ネット東京の手続きの順序
契約より前 1現地調査・見積もり 工事内容を決める | 2 事前申込 契約より前に行う | 3 受付 事前申込受付番号 | 4 契約・施工 受付後に進める | 5 交付申請兼実績報告 1年以内に行う |
事前申込はいつからいつまで受け付けていますか?
令和8年度の事前申込は令和8年5月29日から受付が始まり、受付期限は令和9年3月31日です。交付申請兼実績報告の受付は令和8年6月30日から始まっています。
公式サイトによると、令和8年度の事前申込は令和8年5月29日に受付が始まりました。事前申込の受付期限は令和9年3月31日とされています。国の先進的窓リノベ2026事業の交付申請が遅くとも2026年12月31日までとされているのと比べると、都の事前申込の受付期間は年度末まで続く点が違います。
予算額は約1,012億円(令和8年度分・事業総額)と案内されています。ただし、これは事業全体の予算であり、窓の改修だけの予算ではありません。受付の状況は公式サイトで確認が必要です。
クール・ネット東京(令和8年度)の受付期間と予算
| 項目 | 公式サイトの記載 |
|---|---|
| 事前申込の受付開始 | 令和8年5月29日 |
| 事前申込の受付期限 | 令和9年3月31日 |
| 交付申請兼実績報告の受付開始 | 令和8年6月30日 |
| 交付申請の期限 | 事前申込後1年以内(過ぎると事前申込は自動的に無効) |
| 予算額 | 約1,012億円(令和8年度分・事業総額) |
事前申込のあと、手続きはどう進みますか?
事前申込が受け付けられたら契約・施工に進み、工事後に交付申請兼実績報告を行います。事前申込から1年以内に交付申請をしないと、事前申込は自動的に無効になります。
事前申込が受け付けられたあとの交付申請兼実績報告では、事前申込受付番号が必要になります。また、事前申込と交付申請兼実績報告は、同じ申請方式(電子申請または紙)で行う必要があるとされています。
期限にも注意が必要です。公式サイトでは、事前申込後1年以内に交付申請をしないと、事前申込は自動的に無効になると案内されています。事前申込をしたまま工事が先延ばしになると、事前申込が無効になるおそれがあります。
さらに、令和8年度に事前申込を受け付けた申請からは、実績報告の際に「金融機関発行の証明書等」の提出が必須になりました。どのような書類が該当するかは、公式の提出書類に関するお知らせで確認します。
国の窓リノベとは手続きの順序がどう違うのですか?
東京都の制度は契約より前に事前申込が必要ですが、国の窓リノベは契約のあとに工事前写真を撮って着工し、完了・引渡し後に交付申請を行います。前後の関係が逆になる部分があります。
国の先進的窓リノベ2026事業の正しい順序は「契約→工事前写真→着工→(任意で予約)→完了・引渡し→交付申請」です。交付申請の予約は任意で、最初の工事に着手した以降に行えます。申請は登録された窓リノベ事業者が行い、消費者が自分で申請することはできません。
一方、東京都の制度は「契約・施工は事前申込受付後」です。両方を使う場合は、まず都の事前申込を済ませ、受付後に契約し、国の制度のために工事前写真を撮ってから着工する、という組み立てになります。どちらか一方の順序だけで考えると、もう一方の条件を満たせなくなる心配があります。
都と国で異なる手続きの順序
クール・ネット東京(都) 契約より前に事前申込 契約・施工は事前申込受付後 工事後に交付申請兼実績報告(1年以内) | 先進的窓リノベ2026(国) 契約後、着工前に工事前写真(必須) 予約は任意・着手した以降 交付申請は完了・引渡し後(遅くとも12月31日) |
クールネット東京を申請予定にした実例はありますか?
あります。当社の施工事例には、先進的窓リノベ2026とクールネット東京令和8年度をあわせて申請予定とした内窓工事があります。金額はいずれも申請予定の額です。
青梅市の戸建てでは、寒さ・暑さ・音の悩みに対して、LIXILインプラスで引き違い窓と開き窓に内窓を設置しました。断熱工事の総額125万円に対し、国と都の制度で81.8万円の補助を予定しています。工期は1日でした。
日野市のマンションでは、夏の日差し対策としてLIXILインプラスとLow-E複層ガラスのグリーンを組み合わせました。約53万円の工事に対し、約33万円を申請予定としています。いずれも申請予定額で、交付が確定した金額ではありません。体感には住まいの条件による個人差があります。
詳しくは青梅市戸建ての窓断熱の施工事例と日野市マンションの内窓施工事例でご覧いただけます。
クールネット東京の事前申込は、どこに相談すればいいですか?
まずは工事したい窓と希望の時期をお知らせください。現地調査と見積もりのうえで、都の事前申込と国の手続きの順序をそろえた進め方をご案内します。
東京都の制度と国の制度を組み合わせる場合、契約のタイミングが全体の段取りを左右します。当社では見積もりの段階で、使える可能性がある制度と、それぞれの期限・手続きの順序をあわせてご案内しています。
まだ契約の前であれば、都の事前申込を含めた段取りを最初から組み立てることができます。すでに契約を済ませている場合は、都の制度を使えるかどうかを公式の要件に照らして確認することになります。相談のタイミングが早いほど、選べる進め方は広がります。
クール・ネット東京の制度についてはクール・ネット東京と高断熱浴槽を解説した記事でも触れています。窓断熱の基本的な考え方は窓断熱リフォームの解説ページをご覧ください。
補助金は制度ごとに要件や審査があり、予算や期限によって受付が終わる可能性があります。この記事の内容は補助金の受給を保証するものではありません。現地調査とお見積りに費用はいただいておりません。
【LINE無料相談承り中】
ご相談・お見積りの費用はいただきません。
「東京都の助成、契約の前に何をすればいい?」
そのご相談だけでも大丈夫です。
この小笠原が対応します。
窓の写真、色の悩み、補助金のこと。整理されていなくても、そのまま送ってください。
クールネット東京の事前申込についてよくいただく質問は?
多いのは、事前申込のタイミング、受付期限、国の制度との順序の違いについてのご質問です。制度の内容は予算の状況で変わることがあります。
クールネット東京の事前申込は契約の前ですか?
はい。公式サイトでは「設備設置の契約・施工は事前申込受付後」が条件とされています。契約より前に事前申込を行い、受付後に契約・施工に進みます。
事前申込はいつまで受け付けていますか?
令和8年度の事前申込の受付期限は令和9年3月31日です。受付は令和8年5月29日から始まっています。
事前申込のあと、交付申請に期限はありますか?
事前申込後1年以内に交付申請をしないと、事前申込は自動的に無効になると案内されています。
事前申込と交付申請は別の方法で出してもいいですか?
事前申込と交付申請兼実績報告は、同じ申請方式(電子申請または紙)で行う必要があります。利用時には事前申込受付番号が必要です。
国の窓リノベと同じ順番で進めてもいいですか?
順序が異なります。都の制度は契約前に事前申込が必要で、国の窓リノベは契約後に工事前写真を撮って着工し、完了・引渡し後に交付申請を行います。
出典: クール・ネット東京 断熱・太陽光住宅普及拡大事業 / クール・ネット東京 令和8年度 既存住宅における省エネ改修促進事業 / 先進的窓リノベ2026事業(公式) / 先進的窓リノベ2026事業 申請手続きの詳細(住宅)(制度内容・予算状況は2026年10月29日時点)
記事検索
NEW
-
内窓の年内工事は間に合う?12月31日の...
-
クールネット東京の事前申込は契約前|...
-
窓リノベの工事前写真は必須|撮り忘れ...
-
窓リノベ2026の着工日は?2025年11月28...