内窓 防犯対策 夏の悩み

夏に窓を開けたまま網戸だけで大丈夫?防犯の注意点を解説

夏に窓を開けたまま網戸だけで大丈夫?防犯の注意点を解説

夏に窓を開けたまま網戸だけで大丈夫?防犯面の注意点を解説

執筆: 株式会社リフォームダイレクト 代表 小笠原 功二(創業28年・施工実績7,000件超(自社集計・2026年8月時点)。見積もりから補助金申請・施工まで一貫対応)
作成日: 2026年9月18日 最終更新日: 2026年9月18日(本記事の制度・金額は2026年9月時点の情報です)|読了時間: 約7分|出典・参照は記事末尾に記載

暑い季節、風を通したくて窓を開けて網戸だけにしていることがあると思いますが、その状態が防犯上どうなのか、気になったことはないでしょうか。日々の暮らしの中で見過ごしがちなポイントかもしれません。

夏場は窓を開けたままにする機会が増えることから、住宅への侵入被害に注意が必要な時期だとも言われています。「うちは大丈夫」と思わず、一度確認しておくことをおすすめします。

こんにちは。東京都多摩市と世田谷区を拠点に、窓と水回りの断熱に特化した株式会社リフォームダイレクトです。この記事では、網戸だけの状態と防犯の関係についてご説明します。

網戸だけの状態は防犯上心配ですか?

心配な面があります。網戸は虫の侵入を防ぐためのもので、防犯性能を目的として作られたものではありません。網戸自体は簡単に外れたり破られたりする構造のものが多く、侵入を防ぐ力は限定的です。

網戸は、細いネットを軽い框にはめ込んだ構造が一般的で、防犯を目的とした強度は想定されていません。実際に、網戸を切り破ったり、外して侵入したりする手口が知られています。

「窓を閉めているから大丈夫」ではなく、「網戸だけの状態は、実質的に窓を開けているのに近い」という認識を持っておくことが大切です。特に暑い季節は窓を開ける時間が長くなるため、こうした認識のずれが生じやすくなります。日頃から意識しておくだけでも、注意の向け方が変わってきます。

網戸を新調・張替えする際に、通常のネットよりも切れにくい素材を選ぶこともできますが、それでも網戸自体が防犯性能を持つ製品として設計されているわけではない、という点は変わりません。

風を通したいという気持ちと、防犯上の不安との間で悩まれる方は多く、当社にもそうしたお声が寄せられることがあります。網戸だけに頼らない工夫を組み合わせることで、両方の希望に近づけることができます。

特に小さなお子さまやペットがいるご家庭では、窓を開けて過ごす時間が長くなりがちです。日中は目が届いていても、夜間や外出時にはリスクが変わることを意識しておくとよいでしょう。ご家族の生活リズムに合わせて対策を考えていただければと思います。

どのような場面で特にリスクが高まりますか?

留守番中や就寝中、外出中など、人の目が届かない時間帯に窓を開けたままにしていると、リスクが高まります。1階の窓や、人目につきにくい場所の窓は特に注意が必要です。

リスクが高まる条件

条件内容
人の目が届かない時間帯留守中・就寝中・外出中
人目につきにくい場所裏手・死角になる窓
低い階・出入りしやすい高さ1階や、足場になるものが近くにある窓
※複数の条件が重なる窓は、特に注意が必要です。

特に、夜間の就寝中は網戸だけにして寝てしまうご家庭もあるかもしれませんが、家族全員が寝静まっている時間帯は、外部からの侵入に気づきにくい時間でもあります。

マンションの低層階やベランダに面した窓、隣接する建物や塀からよじ登れる位置にある窓も、注意が必要な条件として挙げられます。ご自宅の窓がどのような条件にあるかを、一度確認してみることをおすすめします。

普段生活している中では気づきにくいものですが、外から自宅を見回してみると、思っていた以上に人目につきにくい窓がある、と気づくこともあります。休日など時間のあるときに、一度確認してみることをおすすめします。

風を通しながら防犯性も確保する方法はありますか?

窓の開け方を工夫する、補助錠を使う、窓開閉センサーを設置するなど、網戸だけに頼らずに対策する方法があります。内窓を活用する方法もそのひとつです。

風通しと防犯を両立する工夫

最重要

1

窓の開け方を工夫する

少しだけ開けて隙間を作る、補助錠を使う

2

センサーを活用する

窓開閉センサー・人感センサーライトの設置

3

窓まわりを見直す

死角を減らす、面格子や防犯フィルムの検討

※住宅の条件によって適した対策は異なります。

網戸だけ vs 複数の対策の組み合わせ

網戸だけ

虫の侵入は防げる

防犯性能は限定的

構造上、簡単に破られることがある

複数の対策を組み合わせ

補助錠で開閉幅を制限

センサー・ライトで異変に気づきやすく

死角を減らす配置の工夫

※住宅の条件に応じて、無理のない組み合わせを検討することが大切です。

窓を全開にせず、補助錠で数センチだけ開けた状態を保つ方法や、窓の開閉をスマートフォンに通知するセンサーを使う方法もあります。網戸だけに頼らず、複数の対策を組み合わせることが有効とされています。

人感センサーライトを窓の外側に設置することで、夜間に人が近づいた際に光で気づかせる効果も期待されています。防犯砂利のように、音で異変に気づきやすくする工夫を取り入れているご家庭もあります。

窓の外側に足場になりそうな物を置かない、植木鉢や物置の配置を見直すといった、日常の中でできる工夫もあります。特別な費用をかけなくても始められる対策から取り入れてみるのもひとつの方法です。今日から見直せる点も多くあります。まずはできることから少しずつ取り入れてみてください。

内窓は防犯対策としても意味がありますか?

内窓自体は防犯を主目的とした製品ではありませんが、既存の窓に加えてもう1枚窓が増えることで、外部からの侵入経路が単純ではなくなるという面はあります。

内窓は断熱・防音・紫外線対策を主な目的として設置される工事ですが、既存の窓の内側にもう1枚窓が加わることで、構造上、外からの侵入がそのぶん複雑になります。ただし、内窓を防犯目的の製品として断定的にご案内することはできません。あくまで副次的な面としてお考えください。

防犯性を重視される場合は、防犯性能をうたったガラスや、補助錠、面格子など、専用の防犯対策とあわせてご検討いただくことをおすすめしています。

内窓を設置される方の主な目的は断熱・防音・紫外線対策ですが、「ついでに防犯面も気になっている」というご相談をいただくこともあります。その場合は、防犯性能をうたった専用のガラス仕様についてもご案内できます。

防犯性能をうたったガラスは、通常のガラスに比べて厚みや構造が異なり、割れにくさや貫通しにくさを高めた仕様です。既存の窓に加えて内窓にもこうした仕様を選ぶことで、防犯面での安心感を高めたいというご要望にも対応できます。費用や仕様は製品によって異なります。

内窓の断熱・防音の仕組みは窓断熱リフォームの解説ページでご紹介しています。実際の施工内容は施工実例一覧でご覧いただけます。

網戸や窓まわりの防犯について相談できますか?

できます。断熱や防音の相談とあわせて、窓の開け方や網戸の状態について気になる点があれば、現地調査の際にお伝えください。

「夏場、窓を開けたいけれど防犯が心配」というお悩みは、当社でもたびたびうかがいます。窓の配置や周辺の環境を確認したうえで、可能な範囲でのアドバイスをお伝えしています。

ただし、当社は防犯の専門業者ではないため、具体的な防犯対策については、警察や防犯の専門業者への相談もあわせておすすめしています。窓まわりの断熱・防音のご相談と一緒に、気になる点があれば遠慮なくお尋ねください。

お住まいの地域の交番や警察署では、防犯設備のアドバイスや防犯診断を行っていることもあります。窓の工事とあわせて、こうした専門的な相談先も活用していただくことをおすすめします。

当社にご相談いただいた際も、防犯面で気になる点があれば遠慮なくお伝えください。断熱・防音の工事と関連する範囲でお答えできることは、あわせてご案内いたします。ご家庭の状況に合わせて、無理のない範囲でお手伝いします。

株式会社リフォームダイレクト代表 小笠原功二この小笠原につながります

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網戸と防犯についてよくいただく質問は?

多いのはリスクの程度や、対策の方法、内窓との関係についてのご質問です。住宅の条件によって答えが変わります。

網戸だけの状態は防犯上心配ですか?

心配な面があります。網戸は虫の侵入を防ぐためのもので、防犯性能を目的として作られたものではありません。網戸自体は簡単に外れたり破られたりする構造のものが多く、侵入を防ぐ力は限定的です。

どのような場面で特にリスクが高まりますか?

留守番中や就寝中、外出中など、人の目が届かない時間帯に窓を開けたままにしていると、リスクが高まります。1階の窓や、人目につきにくい場所の窓は特に注意が必要です。

風を通しながら防犯性も確保する方法はありますか?

窓の開け方を工夫する、補助錠を使う、窓開閉センサーを設置するなど、網戸だけに頼らずに対策する方法があります。内窓を活用する方法もそのひとつです。

内窓は防犯対策としても意味がありますか?

内窓自体は防犯を主目的とした製品ではありませんが、既存の窓に加えてもう1枚窓が増えることで、外部からの侵入経路が単純ではなくなるという面はあります。

網戸や窓まわりの防犯について相談できますか?

できます。断熱や防音の相談とあわせて、窓の開け方や網戸の状態について気になる点があれば、現地調査の際にお伝えください。

出典: 先進的窓リノベ2026事業(公式)(制度内容・予算状況は2026年8月18日時点)