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インプラスとウチリモ、内窓はどちらを選ぶべき?違いを解説

インプラスとウチリモ、内窓はどちらを選ぶべき?違いを解説

インプラスとウチリモ、内窓はどちらを選ぶべき?違いを解説

執筆: 株式会社リフォームダイレクト 代表 小笠原 功二(創業28年・施工実績7,000件超(自社集計・2026年8月時点)。見積もりから補助金申請・施工まで一貫対応)
作成日: 2026年9月26日 最終更新日: 2026年9月26日(本記事の制度・金額は2026年9月時点の情報です)|読了時間: 約10分|出典・参照は記事末尾に記載

内窓(二重窓)を検討し始めると、高い確率で出会うのが「LIXILのインプラス」と「YKK APのウチリモ」という2つの代表的な製品です。どちらも内窓の定番として知られていますが、実際に何が違うのか分かりにくいという声をよくいただきます。

カタログやメーカーサイトを見比べても、専門用語が多く、結局どちらが自分の家に合うのか判断がつかないまま検討が止まってしまう方も少なくありません。

こんにちは。東京都多摩市と世田谷区を拠点に、窓と水回りの断熱・防犯リフォームに特化した株式会社リフォームダイレクトです。この記事では、インプラスとウチリモの違いと、選び分けの考え方を、実際の施工実例を交えてご説明します。

インプラスとウチリモは何が違うのですか?

メーカーが異なります。インプラスはLIXIL、ウチリモはYKK APの内窓で、どちらも既存の窓の内側にもう1枚窓を追加する仕組みは共通しています。

内窓は、今ある窓の内側に新しい窓を設置し、窓と窓の間に空気の層を作ることで断熱性・防音性を高めるリフォームです。この基本構造は、インプラスもウチリモも同じです。

違いが出てくるのは、フレームの色展開、枠の見え方、設置に必要な窓枠の奥行き、価格帯といった細部です。どちらが優れているというより、窓の条件やご希望の仕上がりによって向き不向きが分かれる、という捉え方が実情に近いです。

インプラスとウチリモの基本的な違い

項目インプラスウチリモ
メーカーLIXILYKK AP
基本構造既存窓の内側に設置する内窓既存窓の内側に設置する内窓
選ぶ基準の目安色数の多さ・お手入れのしやすさを重視する場合窓枠の奥行きが浅い場合の選択肢のひとつ
※実際にどちらが適しているかは、窓の寸法や枠の状態によって変わります。

お客様からは「ショールームで見た色が良かったから」「近所の家がどちらかを使っていたから」といった理由で、どちらかにあらかじめ決めてご相談いただくこともあります。一方で、「どちらが良いか分からないので提案してほしい」というご相談も同じくらい多くいただきます。

インターネット上の比較記事の中には、片方のメーカーだけを強く推す内容や、逆にどちらか一方の弱点だけを強調する内容も見られます。どちらの情報を鵜呑みにするよりも、実際にご自宅の窓を採寸したうえで、その窓に合った選択肢を確認することが、遠回りに見えて一番確実だと考えています。

当社ではどちらを提案することが多いですか?

インプラスを中心にご提案することが多いですが、窓の条件によってはウチリモを組み合わせてご提案することもあります。実際に同じ工事で両方を使い分けた実例もあります。

当社では、施工実績の多くがLIXILインプラスです。色展開の豊富さや、標準的な窓の条件で扱いやすいことが理由のひとつです。ただし、「インプラスしか扱わない」という方針ではなく、窓の状態に応じてウチリモをご提案することもあります。

実際に、調布市のA様邸では、窓の断熱リフォームとトイレ交換を短工期で行った際、リビングの窓にはLIXILインプラス(キャラメルウッド色)を、別の窓にはYKK APウチリモ(Low-Eペアガラス・日射遮蔽タイプのグリーン、ブラウン色)を設置しています。窓ごとに条件と仕上がりの希望を確認したうえで、1つの現場で2つのメーカーを使い分けた実例です。

この実例の詳細は調布市の内窓断熱+トイレ交換施工事例でご覧いただけます。

「1つのメーカーで統一しなければいけないのでは」と思われる方もいらっしゃいますが、部屋ごと・窓ごとに条件や好みが異なる場合、メーカーを使い分けること自体に問題はありません。大切なのは、それぞれの窓に対して根拠を持って選んでいるかどうかだと考えています。

どちらを選ぶか、判断のポイントはありますか?

窓枠の奥行き、色の好み、お手入れのしやすさが主な判断材料になります。特に窓枠の奥行きは、設置できるかどうかに直接関わる要素です。

選ぶ際の確認ポイント

まず現地確認

1

窓枠の寸法確認

内窓を設置するのに必要な奥行きがあるかを現地調査で確認

2

色・見た目の希望

お部屋の雰囲気に合わせて色展開から選ぶ

3

仕上がりイメージの共有

サンプルやカタログで実物を確認してから決定

※マンションなど窓枠に制約がある住戸では、事前確認がより重要になります。

窓枠の奥行きが浅い住戸では、設置できる内窓の種類に制約が出ることがあります。特にマンションでは、窓枠の造りが戸建てと異なる場合があるため、カタログスペックだけで判断せず、現地で実際に採寸したうえでご提案しています。

色については、インプラス・ウチリモともに白系から木目調まで複数の色展開があります。リビングや寝室など、お部屋の雰囲気に合わせて選ばれる方が多い印象です。ショールームで実物を見てから決めたいというご希望があれば、その旨をお申し付けください。

お手入れのしやすさを気にされる方には、汚れが目立ちにくい色や、拭き掃除のしやすいレール形状についてもあわせてご説明しています。日々のお手入れのことまで考えて選んでおくと、設置後の満足度につながりやすいポイントです。

マンションだとメーカーの選択肢が狭まることはありますか?

マンションでは、窓枠の奥行きや管理規約の確認が必要になることがあります。戸建てと同じ感覚で選べない場合もあるため、事前確認が重要です。

マンションの窓は、戸建てに比べて窓枠の造りが浅い、あるいは規格が独特であるケースが見られます。内窓を後付けする場合、必要な奥行きを確保できるかどうかが、メーカーや製品を選ぶうえでの前提条件になります。

また、マンションによっては、外観や共用部分に関わる工事について管理組合への確認が必要になる場合があります。ただし、内窓(二重窓)は既存の窓の内側、つまり専有部分の室内側に設置するものであり、外観に影響を与える工事とは扱いが異なることが一般的です。念のため管理規約を確認されておくと安心です。

「マンションだから内窓は無理だと思っていた」というお声をいただくこともありますが、実際には多くのマンションで施工が可能です。窓の寸法さえ確認できれば、インプラス・ウチリモのどちらを選べるかも含めて、現地調査でお答えできます。管理規約の確認方法が分からない場合は、確認の進め方についてもあわせてご案内しています。

内窓の性能そのものはメーカーによって大きく変わりますか?

断熱性能・防音性能は、メーカーの違いよりも、選ぶガラスの種類(Low-Eガラスかどうか、複層かどうか)によって左右される部分が大きいです。

内窓の断熱・防音効果は、フレームがどちらのメーカーかということよりも、組み合わせるガラスの仕様に大きく左右されます。Low-E複層ガラスを選ぶかどうか、日射遮蔽タイプにするかどうかといった選択のほうが、体感の差につながりやすい部分です。

先ほどの調布市の実例でも、ウチリモ側にはLow-E複層ガラスの日射遮蔽タイプを採用しています。これは、その窓の方角や日当たりの条件を踏まえて選んだ仕様であり、メーカーの違いよりもガラスの選び方が快適性を左右した例といえます。

そのため、「インプラスとウチリモ、どちらが断熱性能が高いか」という比較よりも、「その窓にどのガラス仕様を組み合わせるか」という視点のほうが、実際の暮らしやすさには直結しやすいと考えています。ご相談の際は、窓の方角や気になっているお悩み(暑さ・寒さ・音)もあわせてお聞かせください。

窓の形によって選べないケースはありますか?

引き違い窓・開き窓・FIX窓など、窓の形状によって選べる製品や取り付け方法が変わることがあります。特殊な形状の窓は事前確認が重要です。

内窓は、一般的な引き違い窓であれば比較的選択肢が広いですが、開き窓や特殊な形状のFIX窓(はめ殺し窓)では、対応できる製品や取り付け方法が限られることがあります。窓の形状ごとに、インプラス・ウチリモそれぞれで用意されている対応製品が異なるためです。

また、掃き出し窓のように大きな窓では、内窓自体の重量や開閉のしやすさも考慮する必要があります。窓が大きくなるほど、レールの耐久性やスムーズな開閉の観点から、確認すべき項目が増えていきます。

「うちの窓は形が特殊だから内窓は無理かもしれない」と思われる方もいらっしゃいますが、実際には多くの形状に対応した製品が用意されています。写真だけでは判断が難しい場合もあるため、迷ったときはまず現地調査でご確認いただくことをおすすめしています。

施工にかかる期間はどのくらいですか?

窓の数や設置箇所によって変わりますが、1窓あたり半日から1日程度で完了することが多く、大掛かりな外壁工事は基本的に発生しません。

内窓の設置は、既存の窓枠を活かして室内側に新しい窓を取り付ける工事のため、外壁を壊すような大掛かりな工事にはなりません。実際の施工事例でも、1日で完了したケースが多く見られます。窓の数が多い場合や、他の工事(トイレ交換など)とあわせて行う場合は、2日程度かかることもあります。

先ほどご紹介した調布市の実例でも、窓の断熱リフォームとトイレ交換をあわせて実施していますが、工期は比較的短期間で収まっています。日中ご不在にできない場合でも、立ち会いが必要な時間帯を事前にお伝えするようにしています。

マンションにお住まいの場合、工事の音や搬入経路、エレベーターの養生の要否について事前に確認しておくと、当日の流れがスムーズになります。気になる点があれば、現地調査の際にご相談ください。

内窓(二重窓)の断熱の仕組みについては窓断熱リフォームの解説ページでもご紹介しています。

価格に大きな差はありますか?

製品本体の価格帯は近い水準にあることが多く、実際の費用差は窓のサイズやガラスの仕様、設置条件によって生まれることがほとんどです。

価格に影響する主な要素

メーカーの違い

色展開やデザインの違いが中心

本体価格帯そのものは大きくは変わらない

その他の要素

窓のサイズ(掃き出し窓か腰高窓か)

ガラスの仕様(Low-E複層かどうか)

設置箇所数と工事のまとめ方

※実際の金額は現地調査後のお見積りでご案内します。

「インプラスの方が高い」「ウチリモの方が安い」といった一律の比較は難しく、実際には窓のサイズやガラス仕様によって総額が変わります。同じメーカーの製品でも、掃き出し窓と小窓では当然費用が異なります。

複数の窓をまとめて工事する場合は、訪問回数や足場の要否によっても総額が変わってきます。見積りの際は、メーカーごとの内訳だけでなく、窓ごとの内訳もあわせてお伝えするようにしています。

補助金を活用する場合、先進的窓リノベ事業のような国の制度は、メーカーを限定せず、事務局に登録された製品であれば対象になります。インプラス・ウチリモともに登録製品として広く使われているため、メーカーの違いが補助金の可否に直接影響することは基本的にありません。補助額は製品の断熱性能等級によって変わるため、メーカーではなく仕様で確認する点も、価格と合わせて押さえておきたいポイントです。

インプラスとウチリモ、迷った場合はどう相談すればいいですか?

まずは窓の写真と、気になっているお悩み(暑さ・寒さ・音・結露など)を教えてください。現地調査で窓枠の寸法を確認したうえで、選択肢をご提案します。

「どちらのメーカーがいいか決められない」というご相談は珍しくありません。窓の写真だけでも事前の目安をお伝えできますが、正確な判断には現地での採寸が必要です。窓枠の奥行きやサッシの状態を確認したうえで、設置できる製品の選択肢をお伝えしています。

色見本やカタログをその場でお見せしながら、部屋の雰囲気に合わせたご提案もしています。「実物を見てから決めたい」という場合は、ショールームでの確認方法についてもご案内可能です。

現地調査とお見積りに費用はいただいておりません。「インプラスとウチリモ、どちらがいいか教えてほしい」というご相談だけでも歓迎です。押し売りのような営業はしておりませんので、まずは選択肢を知りたいという段階でもお気軽にご連絡ください。

株式会社リフォームダイレクト代表 小笠原功二この小笠原につながります

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インプラスとウチリモについてよくいただく質問は?

多いのは違いの基本、価格感、選び方についてのご質問です。窓の条件やマンションかどうかによっても答えが変わってきます。

インプラスとウチリモは何が違うのですか?

メーカーが異なります。インプラスはLIXIL、ウチリモはYKK APの内窓で、どちらも既存の窓の内側にもう1枚窓を追加する仕組みは共通しています。

当社ではどちらを提案することが多いですか?

インプラスを中心にご提案することが多いですが、窓の条件によってはウチリモを組み合わせてご提案することもあります。実際に同じ工事で両方を使い分けた実例もあります。

どちらを選ぶか、判断のポイントはありますか?

窓枠の奥行き、色の好み、お手入れのしやすさが主な判断材料になります。特に窓枠の奥行きは、設置できるかどうかに直接関わる要素です。

内窓の性能そのものはメーカーによって大きく変わりますか?

断熱性能・防音性能は、メーカーの違いよりも、選ぶガラスの種類(Low-Eガラスかどうか、複層かどうか)によって左右される部分が大きいです。

価格に大きな差はありますか?

製品本体の価格帯は近い水準にあることが多く、実際の費用差は窓のサイズやガラスの仕様、設置条件によって生まれることがほとんどです。

出典: 先進的窓リノベ2026事業(公式)(制度内容・予算状況は2026年8月18日時点)