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シャッターの電動化は補助金の対象になる?制度の考え方を解説

シャッターの電動化は補助金の対象になる?制度の考え方を解説

シャッターの電動化は補助金の対象になる?制度の考え方を解説

執筆: 株式会社リフォームダイレクト 代表 小笠原 功二(創業28年・施工実績7,000件超(自社集計・2026年8月時点)。見積もりから補助金申請・施工まで一貫対応)
作成日: 2026年9月23日 最終更新日: 2026年9月23日(本記事の制度・金額は2026年9月時点の情報です)|読了時間: 約10分|出典・参照は記事末尾に記載

シャッターを電動化したいけれど、補助金は使えるのか。使えるなら、どんな条件があるのか。そんなご質問をよくいただきます。窓の断熱リフォームとあわせて検討される方も多い分野です。

補助金の情報はインターネット上にたくさんありますが、制度ごとに対象範囲が異なるため、シャッターの電動化がどう扱われるのか分かりにくいという声をよくいただきます。誤った情報のまま進めてしまい、後から困る方も見受けられます。

こんにちは。東京都多摩市と世田谷区を拠点に、窓と水回りの断熱・防犯リフォームに特化した株式会社リフォームダイレクトです。この記事では、シャッターの電動化が補助金の対象になるかどうかを、実例をもとにご説明します。

シャッターの電動化は補助金の対象になりますか?

電動化そのものは補助金の対象にならないことが一般的です。ただし、窓の断熱性能を上げる工事とあわせて行う場合は、その窓の部分が補助金の対象になることがあります。

補助金制度の多くは、住宅の省エネ性能を高める工事(窓の断熱・玄関ドアの断熱など)を対象としています。シャッターの電動化は、開閉の利便性や防犯性を高める工事であり、それ自体が省エネ性能を高めるわけではないため、多くの制度で対象外となっています。

これは国の制度に限らず、東京都や各区市が独自に上乗せしている補助金制度でも同様です。断熱性能を評価基準にしている点は共通しているため、シャッターの電動化単体で申請できる制度は、現時点では見当たらないというのが実情です。

お客様からは「シャッターも省エネにつながりそうなのに、なぜ対象外なのか」というご質問をいただくこともあります。開閉のしやすさが直接的な省エネ効果として数値化しにくいことが、制度上の線引きの背景にあると考えられます。今後の制度改正で扱いが変わる可能性もゼロではありません。

シャッター電動化と補助金の関係

工事内容補助金の扱い
電動化単体補助金の対象外になることが一般的
窓断熱+シャッター交換窓断熱の部分のみ補助金の対象になることがある
シャッター付き断熱窓への交換窓全体が先進的窓リノベ事業等の対象になることがある
※制度は年度ごとに見直されるため、最新の条件は現地調査時にご確認します。

実際の施工事例ではどうでしたか?

日野市・調布市の実例では、いずれも電動シャッター交換自体は補助金対象外でした。調布市の実例では、あわせて実施した窓断熱の部分だけが補助金の対象になっています。

日野市のH様邸では、電動シャッター交換と日よけスタイルシェードの設置を、総額110万円で実施しました。この工事は補助金対象工事ではなく、防犯性と生活の利便性を優先した工事として実施されています。H様は2年前に先進的窓リノベの補助金を使って窓断熱を済ませており、今回はそのリピート受注でした。

調布市のY様邸では、シャッター修理を検討していたところ電動シャッターへの交換に変更し、あわせてLOW-Eペアガラスの内窓(インプラス)を設置しました。断熱総額65.9万円のうち、補助金額20.4万円は先進的窓リノベ事業として窓断熱の部分に適用されたもので、電動シャッター交換の部分は補助金の対象になっていません。工事は半日で完了し、大掛かりな外壁工事は行っていません。

これらの実例の詳細は日野市の電動シャッター施工事例および調布市の電動シャッター+窓断熱施工事例でご覧いただけます。

どちらの実例も、補助金の有無に関わらず、防犯性の向上や快適性の改善を目的として工事を決断されています。「補助金が使えないなら電動化はしない」という判断だけでなく、「補助金が使えなくても生活の質を上げたい」という理由で選ばれる方も少なくありません。金額だけでなく、日々の暮らしやすさを判断基準にされているのが印象的です。

なぜ電動化そのものは補助金の対象にならないのですか?

多くの補助金制度は、断熱性能の向上など省エネにつながる工事を対象としているためです。電動化は利便性・防犯性の向上が主な目的で、省エネ効果を直接評価する制度にはなじみにくいという事情があります。

先進的窓リノベ事業のような制度は、窓やドアの断熱性能を基準に補助額が決まる仕組みです。シャッターの開閉方法(手動か電動か)は、この基準には含まれていません。そのため、シャッターを電動化するだけの工事は、制度の対象から外れることになります。

また、防犯性の向上を目的とした補助金制度が存在する自治体もありますが、その場合も対象となるのは鍵や窓ガラスなど特定の設備に限られることが多く、シャッターの電動化そのものが対象になるとは限りません。制度ごとに目的と対象範囲が異なるため、個別に確認する必要があります。空き巣対策として鍵交換の補助を用意している自治体もあり、制度の切り口は多岐にわたります。

一方で、シャッター付きの断熱窓(窓とシャッターが一体になった製品)に交換する場合は、窓自体の断熱性能が向上するため、窓の部分として補助金の対象になることがあります。

このように、同じ「シャッター」というキーワードでも、単体の電動化なのか、窓ごと交換するリフォームの一部なのかによって、補助金の扱いは大きく変わります。ご相談の際は、どちらの工事を検討されているのかをお伝えいただくと、より正確なご案内がしやすくなります。

見積りの段階で「この部分は対象、この部分は対象外」と明確に線引きしてお伝えすることで、後から「思っていたのと違った」ということがないよう努めています。

補助金を使いながら電動化したい場合、どうすればいいですか?

窓の断熱リフォームとあわせて検討する方法があります。窓断熱の部分に補助金を活用しつつ、シャッターは電動化するという組み合わせです。

補助金を活用しながら電動化する流れ

まず確認

1

現地調査

窓とシャッターの状態、活用できる制度を確認

2

仕様の提案

窓断熱(補助金対象)+シャッター電動化(対象外)を分けて見積り

3

施工

窓断熱の申請とあわせて電動化を実施

※制度の詳細は自治体・年度によって異なります。

見積書には、窓断熱の部分とシャッター電動化の部分を分けて明記しています。どちらが補助金の対象になるのか、金額の内訳とあわせてご案内していますので、実質的な負担額を把握したうえでご検討いただけます。

「電動化だけしたい」という場合でも、まずはご相談ください。窓の状態によっては、断熱リフォームとあわせることでトータルの費用感が変わることがあります。

窓の断熱性能が低いままだと、夏の暑さや冬の寒さ、結露といった別の悩みが残ることもあります。電動化のご相談をきっかけに、窓まわり全体の状態を確認してみることで、思わぬ改善点が見つかることもあります。

補助金の対象かどうか誤解しやすい点はありますか?

「シャッターをつけたから補助金が使えるはず」という誤解が多く見られます。実際には、シャッターの有無ではなく、窓の断熱性能が基準になっている点に注意が必要です。

補助金の広告や案内を見て「シャッターも対象になる」と思われる方もいらっしゃいますが、実際に対象となるのは窓やドアの断熱性能の部分です。シャッターはあくまで付帯設備という扱いになることが一般的です。

また、「去年は対象だったのに今年は対象外になった」というケースもあります。補助金制度は年度ごとに要件が見直されるため、古い情報のまま判断せず、現地調査の際に最新の制度内容を確認することをおすすめしています。

インターネット上の情報や、他社の営業トークの中には、制度の細部を省略して「補助金でお得になる」とだけ伝えているケースもあるようです。当社では、対象になる部分とならない部分を分けて、正確にお伝えするようにしています。誇張した案内で決断を急がせることはいたしません。

窓の断熱リフォームで使える補助金にはどんな制度がありますか?

国の先進的窓リノベ事業をはじめ、東京都のクールネット東京の助成、各区市独自の上乗せ制度など、複数の制度があります。組み合わせによって申請できる制度が変わります。

窓の断熱リフォームに使える補助金は、国の制度と東京都・各区市の制度が別々に用意されていることが多く、要件を満たせば併用できる場合があります。ただし、それぞれ申請時期や必要書類が異なるため、どの制度をどの順番で申請するかが重要になります。

シャッターの電動化を検討されるタイミングで、あわせて窓の断熱リフォームも検討されると、こうした制度を活用しながら、防犯性・利便性・断熱性をまとめて改善できる可能性があります。

特に、先進的窓リノベ事業のような国の制度は、比較的補助額が大きく設定されていることが多く、窓の断熱リフォームを検討する際にまず確認したい制度のひとつです。東京都や各区市の制度は、これに上乗せする形で用意されていることが一般的です。

制度の併用可否や申請の順番を誤ると、本来使えるはずの補助金を受けられなくなることもあります。複数の制度を検討する場合は、事前に順序を確認しておくことが重要です。当社では、この順序も含めてご案内しています。

制度の詳細や申請要件は年度によって変わるため、正確な情報は現地調査の際に個別にご案内しています。

申請には工事前の写真や見積書、工事後の実績報告など、いくつかの書類が必要になります。当社では、申請に必要な書類の準備や手続きの流れについても、あわせてサポートしています。書類の不備で申請が滞ることのないよう、丁寧に確認しながら進めています。

電動シャッターの費用の内訳はどうなっていますか?

シャッター本体・電動ユニット・工事費に分かれます。窓断熱とあわせる場合は、窓の部分の費用も別項目として明記しています。

費用構成の違い

電動化単体

シャッター本体・電動ユニット費用

工事費

補助金の適用なし

窓断熱+電動化セット

窓断熱部分の費用(補助金対象)

シャッター電動化部分の費用(補助金対象外)

内訳を分けて見積り

※実際の金額は現地調査後のお見積りでご案内します。

見積書では、補助金の対象になる部分とならない部分を分けて明記するようにしています。どの工事にどれだけの費用がかかり、どこまでが補助金でカバーされるのかを、はっきり把握したうえでご検討いただけます。

複数の窓や複数のシャッターをまとめて工事する場合も、それぞれの項目を個別に記載しています。「全体でいくらか」だけでなく、「どこにいくらかかっているか」が分かる形でご案内しています。

見積り金額に納得いただけない場合、その場でご契約をお願いすることはありません。持ち帰ってご検討いただいたうえで、あらためてお返事をいただく形で問題ありません。ご家族とゆっくり相談していただいて構いません。

シャッターの電動化と補助金について相談する場合、どこから始めればいいですか?

まずは今のシャッターと窓の状態、補助金を使いたいという希望の有無を教えてください。現地調査で確認したうえで、活用できる制度があるかをご案内します。

「補助金が使えるならシャッターも一緒にやりたい」「電動化だけでいいので費用を知りたい」など、どちらのご相談でも構いません。窓の写真があれば、事前の目安をお伝えしやすくなります。

すでに他社で見積りを取られている方から、セカンドオピニオン的なご相談をいただくこともあります。補助金の対象範囲について、あらためて確認したいという場合も、お気軽にお問い合わせください。他社の見積り内容を拝見したうえで、補助金の扱いが正しいかを確認することも可能です。

現地調査とお見積りに費用はいただいておりません。制度の説明も含めて、分かりやすくご案内するよう心がけています。ご不明な点があれば、遠慮なくご質問ください。ご納得いただいたうえで進めることを大切にしています。

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シャッターの電動化と補助金についてよくいただく質問は?

多いのは補助金の対象範囲、実例、誤解しやすいポイントについてのご質問です。制度は年度によって変わります。

シャッターの電動化は補助金の対象になりますか?

電動化そのものは補助金の対象にならないことが一般的です。ただし、窓の断熱性能を上げる工事とあわせて行う場合は、その窓の部分が補助金の対象になることがあります。

実際の施工事例ではどうでしたか?

日野市・調布市の実例では、いずれも電動シャッター交換自体は補助金対象外でした。調布市の実例では、あわせて実施した窓断熱の部分だけが補助金の対象になっています。

なぜ電動化そのものは補助金の対象にならないのですか?

多くの補助金制度は、断熱性能の向上など省エネにつながる工事を対象としているためです。電動化は利便性・防犯性の向上が主な目的で、省エネ効果を直接評価する制度にはなじみにくいという事情があります。

補助金を使いながら電動化したい場合、どうすればいいですか?

窓の断熱リフォームとあわせて検討する方法があります。窓断熱の部分に補助金を活用しつつ、シャッターは電動化するという組み合わせです。

補助金の対象かどうか誤解しやすい点はありますか?

「シャッターをつけたから補助金が使えるはず」という誤解が多く見られます。実際には、シャッターの有無ではなく、窓の断熱性能が基準になっている点に注意が必要です。

出典: 先進的窓リノベ2026事業(公式)(制度内容・予算状況は2026年8月18日時点)