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内窓の色はどう選ぶ?キャラメルウッドと白の実例で比べる

内窓の色はどう選ぶ?キャラメルウッドと白の実例で比べる

内窓の色の選び方はどうする?キャラメルウッドと白の実例で比較

執筆: 株式会社リフォームダイレクト 代表 小笠原 功二(創業28年・施工実績7,000件超(自社集計・2026年8月時点)。見積もりから補助金申請・施工まで一貫対応)
作成日: 2026年8月31日 最終更新日: 2026年8月31日(本記事の制度・金額は2026年8月時点の情報です)|読了時間: 約10分|出典・参照は記事末尾に記載

内窓の打ち合わせで、意外と長く話し合うことになるのが色です。性能や金額の話が固まったあと、最後に「枠は何色にしますか」と聞かれて手が止まる方は少なくありません。

内窓の枠は、部屋の中から見える面です。窓のまわりに新しい枠がもう一組増えるわけですから、部屋の印象に関わります。しかも一度取り付ければ、簡単に塗り替えるものでもありません。

こんにちは。東京都多摩市と世田谷区を拠点に、窓と水回りの断熱に特化した株式会社リフォームダイレクトです。この記事では、当社が施工した実例で実際に選ばれた色を並べ、白系と木目系のどちらを選ぶかの考え方をご説明します。

内窓の色はどうやって選べばいいですか?

基準になるのは、いまの部屋にある木部の色です。既存の窓枠、ドア、巾木、床。この4つのどれに合わせるかを決めると、選択肢がかなり絞れます。性能ではなく見た目の判断なので、正解が一つに決まるものではありません。

内窓は、いまある窓の内側に新しい窓枠を取り付ける工事です。外から見える部分は変わりませんが、部屋の中から見ると枠が一組増えます。そのため、色の判断は「窓に合わせるか、部屋に合わせるか」という話になります。

色を決めるときの4つの基準

基準にするもの合わせたときの見え方
既存の窓枠いまのサッシの色。ここに合わせると、窓まわりがまとまって見える
室内ドア・建具部屋全体の木部の色。ここに合わせると、部屋としての統一感が出る
床の色面積が大きいため、印象への影響も大きい
壁・カーテン白系を選ぶと、壁と一体になって枠が目立ちにくくなる
※色の感じ方は照明や日当たりによっても変わります。実物のサンプルでの確認をおすすめしています。

打ち合わせの順序としては、性能とサイズが決まってから色に入るのが進めやすい流れです。どの窓を、どんなガラスで、どういう開き方にするか。それが決まってはじめて、選べる色の範囲もはっきりします。先に色から入ると、あとで選び直しになることがあります。

もうひとつ考えておきたいのが、窓の面積です。掃き出し窓のような大きな窓は枠も大きくなるので、色の影響が出やすくなります。小窓であれば、多少色が違っても気にならないことがほとんどです。

部屋のどこから窓を見るか、という視点も役に立ちます。ソファに座ったときに正面に来る窓なのか、廊下を通るときにちらりと見える窓なのか。長く目に入る窓ほど、色の影響は大きくなります。

反対に、トイレや洗面所のような小さな窓は、色よりも機能を優先して決めることが多い場所です。窓が小さければ枠の面積も小さく、部屋の印象を左右するほどにはならないためです。

迷ったときに多いのは「白にしておけば無難ではないか」というご質問です。実際、当社の実例でも白系が多く選ばれています。ただし、部屋の建具が濃い木目でそろっている場合は、白い枠が浮いて見えることもあります。

実例ではどんな色が選ばれていますか?

当社が施工した実例では、プレシャスホワイトという白系の色が4件で選ばれています。木目系ではキャラメルウッドとブラウンの組み合わせが1件です。住まいの条件によって選び方が分かれているのが実際のところです。

実例で選ばれた色とガラス

施工地域・住宅種別商品カラーガラス
青梅市・戸建てLIXIL インプラスプレシャスホワイトLow-E複層 クリア・グリーン(一部 型ガラス)
日野市・マンションLIXIL インプラスプレシャスホワイトLow-E複層 グリーン
世田谷区・マンション(特殊窓を含む内窓)LIXIL インプラスプレシャスホワイトLow-E複層 グリーン
世田谷区・マンション(内窓+トイレ交換)LIXIL インプラスプレシャスホワイトLow-E複層 クリア
調布市・戸建てLIXIL インプラス/YKK AP ウチリモキャラメルウッド/ブラウンLow-E複層 グリーン/グリーン 日射遮蔽型クリア
※各施工事例ページに掲載している仕様です。選べる色は商品によって異なります。

この5件を見ていただくと分かるように、色の選択は住宅の種別とも関係しています。マンションの実例はいずれも白系で、木目系を選んだのは築50年の戸建てでした。建物の年代や、もともとの内装の作りが判断に影響しているといえます。

白系が多いのは、部屋の壁と近い色になじみやすいためです。カーテンレールや壁面と一体に見えるので、窓まわりに視線が集まりにくくなります。マンションの実例3件は、いずれもこの選び方でした。なお枠は同じ白系でも、ガラスは住まいごとに違います。世田谷区の2件では、特殊窓を含む住まいがグリーン、内窓とトイレを同時に工事した住まいがクリアでした。

木目系を選んだのは、調布市の戸建てです。築50年のお住まいで、トイレとキッチンの窓を内窓で断熱しました。この住まいではLIXILのインプラスにキャラメルウッド色、YKK APのウチリモにブラウン色を選んでいます。

この住まいのご相談は、トイレの寒さ・暑さ、そして流す音でした。床のモザイクタイルの冷たさや、砂壁がぽろぽろ落ちることも気にされていて、トイレの交換と内装、窓の断熱をまとめて見直すことになりました。色を木目系にしたのは、そうした空間全体のつくり直しのなかでの選択です。

同じ家のなかで2種類の商品を使い、色も揃えるのではなく近い系統でまとめた形です。窓の条件によって適した商品が変わることがあり、その場合でも色の系統を合わせておくと、部屋としてのまとまりは保てます。

各実例は調布市の内窓+トイレ交換の施工事例日野市マンションの内窓施工事例でご覧いただけます。

白と木目、どちらが失敗しにくいですか?

どちらが正しいというものではありません。判断の分かれ目は、部屋の木部が現在どうまとまっているかです。白系でそろっている部屋なら白、濃い木目でそろっている部屋なら木目系のほうが落ち着いて見えます。

白系と木目系の考え方

白系が合いやすい部屋

壁と天井が白やアイボリーでまとまっている

既存のサッシが白またはシルバー

窓が大きく、枠を目立たせたくない

マンションの実例3件はいずれもこの選び方

木目系が合いやすい部屋

室内ドアや巾木が濃い木目

和室、または木部の多い住まい

既存のサッシが濃い色

調布市の実例はキャラメルウッドとブラウン

※色の見え方は照明や時間帯によって変わります。サンプルは実際の部屋の明るさで確認するのが確実です。

もし部屋の中に基準になるものが見当たらない場合は、窓のサッシに合わせるのが無難です。窓まわりで色が二種類になるより、既存のサッシと近い色でそろえたほうが、あとから見て違和感が出にくくなります。

注意していただきたいのは、カタログやウェブサイトの画像だけで決めないことです。印刷物や画面の色は、実際の光の下で見たときと印象が変わります。とくに木目系は、明るさによって赤みや黄みの出方が違って見えます。

当社では、色で迷われている場合はサンプルを持参してご相談することがあります。実際の窓のそばに置いて、朝や夕方の光でどう見えるかを確かめていただくためです。

実務でよくお伝えしているのは、既存のサッシの色を先に見てくださいということです。アルミサッシがシルバーであれば白系がなじみますし、ブロンズ色や濃い茶色であれば木目系のほうが落ち着きます。新しく足すものを、いまあるものに寄せるという考え方です。

もうひとつ、部屋ごとに色を変えるかどうかという判断もあります。全部屋を同じ色でそろえる方もいれば、リビングは白、和室は木目というように分ける方もいらっしゃいます。家全体で見たときのまとまりを重視するか、部屋ごとの雰囲気を優先するかの違いです。

色によって断熱の性能は変わりますか?

枠の色そのもので断熱の性能が決まるわけではありません。性能に関わるのはガラスの仕様です。実例でもLow-E複層ガラスを使い、日差しを抑えたい窓にはグリーン、光や暖かさを取り入れたい窓にはクリアを選んでいます。

色を選ぶ話と、ガラスを選ぶ話は別に考えてください。枠の色は見た目の判断、ガラスの仕様は性能の判断です。打ち合わせのなかでは一緒に出てくる話題ですが、決め方の軸が違います。

青梅市の実例では、同じ住まいのなかでクリアとグリーンを窓ごとに使い分け、一部には型ガラスを選びました。日野市と世田谷区のマンションでは、夏の日差しが悩みだったこともあり、グリーンを選んでいます。

青梅市の実例では、外から見えたくない場所の窓に型ガラスを選びました。同じ住まいのなかでも、居室は光を通すクリア、視線を遮りたい場所は型ガラスというように、部屋の使い方に合わせて仕様を変えられます。

調布市の実例では、YKK APのウチリモに日射遮蔽型のガラスを選びました。トイレとキッチンという、限られた面積の窓であっても、夏の暑さへの対策として仕様を選んでいます。

ガラスの選び方には方角が関わります。夏の日差しが強く入る東向きや西向きの窓では日射を抑える仕様が向きますし、冬に日の光を取り入れたい南向きの窓では、光を通す仕様のほうが合うことがあります。稲城市の実例では、冬場の低い光や暖かさを取り入れるという意図でLow-Eのクリアガラスを採用しました。

つまり、色と性能は別々に決められます。木目系の枠を選んだからといって断熱性が落ちるわけではなく、白い枠にしたから性能が上がるわけでもありません。窓断熱リフォームの解説ページでは、内窓そのものの考え方をまとめています。

実物を見てから決めることはできますか?

できます。メーカーのショールームで実物を確認する方法があり、当社ではご希望があればご一緒します。ショールームのスタッフとお客様のあいだで、施工する側から見た情報をお伝えする役割です。

色を決めるまでの進め方

ここが要

1

現地調査

既存の窓枠・建具・床の色を確認

2

候補を絞る

合わせる基準を決めて2〜3色に

3

実物で確認

サンプルまたはショールームで光の下で確認

4

決定・発注

窓ごとの色と仕様を確定

※ショールームでの確認をご希望の場合は、日程調整からご相談ください。

サンプルは小さな板状のものなので、実際の窓枠になったときの印象とは面積が違います。壁に立てかけて少し離れた位置から見る、日中と夜の両方で見る、といった確認をしていただくと判断しやすくなります。

ショールームは、実物を見られる一方で、選択肢の多さに迷ってしまう場所でもあります。「どう説明したらよいか分からない」というお声もいただきます。

ショールームでは、実際に窓を開け閉めして確かめられます。引き手の位置や動かしたときの感触は、写真では分からない部分です。色と同時に、この操作感を確認しておくと納得して決められます。

当社では、お客様とショールームのスタッフのあいだに入り、施工する立場から見た技術的な情報をお伝えする形でご協力しています。取り付けができるかどうか、この窓に入るかどうかといった判断は、現場を見ている側でないと答えにくいためです。

代表の小笠原はLIXIL窓マイスターとして事例ページでも紹介しており、見積もりから補助金の申請、施工、アフターフォローまで同じ担当者が対応します。色の相談から施工まで、話が引き継がれないまま進められます。担当者と資格についてのページもご覧ください。

色を決めるときに、ほかに確認することはありますか?

開き方と掃除のしやすさです。引き違いにするか、開き窓にするか。それによって日々の使い勝手が変わります。色と同時に決めておくと、あとから「思っていたのと違う」ということが減ります。

内窓を入れると、窓を開けるときに二度手間になるという声があります。とくに毎日開け閉めする窓では、この点が生活の満足度に効いてきます。実例でも、窓ごとに引き違い窓と開き窓を使い分けた住まいがありました。

鍵の位置も確認しておきたい点です。内窓を取り付けると、既存の窓の鍵に手が届きにくくなる配置になることがあります。現地調査では、開け閉めの動作を実際に確かめながら、窓の割り付けを決めています。

内窓を開ける機会がどれくらいあるかも、事前に考えておきたい点です。換気のために毎日開ける窓なのか、季節の変わり目にしか開けない窓なのか。前者であれば操作のしやすさを、後者であれば見た目や断熱を優先するという整理ができます。

掃除については、枠が増えるぶん拭く場所も増えます。白系は汚れが目立ちやすいという見方もありますが、木目系はほこりが目立つという見方もあります。どちらか一方が手入れしやすいと言い切れるものではありません。

もうひとつ、網戸をどうするかという話もあります。青梅市の実例では、窓の条件に合わせて特注の網戸を取り付けました。内窓を入れると既存の網戸との関係が変わることがあるため、現地調査の段階で確認しています。

色や仕様の話は、写真を送っていただくところから始められます。窓の全体と、その部屋のドアや床が入った写真が1枚ずつあれば、候補をお伝えできます。補助金の見込みについてもあわせてご案内します。

株式会社リフォームダイレクト代表 小笠原功二この小笠原につながります

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内窓の色でよくいただく質問は?

多いのは色の選び方、実物確認の方法、性能との関係、そして部屋ごとに変えてよいかというご質問です。見え方は住まいの条件で変わるため、実物での確認をおすすめしています。

内窓の色は何色から選べますか?

選べる色は商品によって異なります。当社の実例では、LIXILインプラスでプレシャスホワイトとキャラメルウッド、YKK APウチリモでブラウンを施工しました。ご希望の色があるかどうかは、商品ごとにご確認します。

キャラメルウッドはどんな部屋に合いますか?

室内ドアや巾木が木目でまとまっている部屋に合わせやすい色です。調布市の実例では築50年の戸建てで、トイレとキッチンの窓に選びました。同じ住まいのYKK APウチリモにはブラウン色を合わせています。

色によって断熱性能は変わりますか?

枠の色で断熱性能が決まるわけではありません。性能に関わるのはガラスの仕様です。実例ではLow-E複層ガラスを使い、日差しを抑えたい窓にはグリーン、光や暖かさを取り入れたい窓にはクリアを選んでいます。

部屋ごとに色を変えてもいいですか?

できます。リビングは白系、和室は木目系というように分けられる方もいらっしゃいます。家全体のまとまりを優先するか、部屋ごとの雰囲気を優先するかで判断が分かれます。

ショールームに一緒に行ってもらえますか?

ご希望があればご一緒します。お客様とショールームのスタッフのあいだで、施工する立場から見た技術的な情報をお伝えする役割です。日程の調整からご相談ください。

出典: 先進的窓リノベ2026事業(公式) / クール・ネット東京 断熱・太陽光住宅普及拡大事業(制度内容・予算状況は2026年8月18日時点)